富士見町にある「井戸尻遺跡」は、日本を代表する縄文時代の遺跡です。
井戸尻考古館には、出土した貴重な土器や石器、再現した住居や食物・衣類などが展示されている他、
土器や土偶など文様解読で明らかになった当時の宗教観念や世界観・神話などをわかりやすく紹介されています。
八ヶ岳山麓の縄文遺跡群
八ヶ岳の西南麓には、数多くの縄文遺跡があります。縄文前期から後期の約三千年間、人々はこの地で連綿と命と文化をつないできました。
土器図像を読む
「世界でもっとも豪華な土器」ともいわれた八ヶ岳山麓の縄文中期の土器。その芸術的な造形や文様には、すべてに意味があります。井戸尻文化の土器図像を読み解くとそこには、縄文人のゆたかな精神世界がひろがっているのです。
縄文人の生活再現
井戸尻考古館に展示されている数多くの土器や石器。縄文時代の人々はどんな生活をしていたのでしょう。その暮らしぶりを少しのぞいてみましょう。
縄文文化から紐解く 日本人のルーツ
井戸尻考古館・館長 小松隆史さん